リハ栄養チーム 3月活動報告

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先行研究では病院患者や施設入所者の30~50%が低栄養と言われているそうです。

リハ栄養チームの活動にあたり、当院の低栄養患者の割合を調査する事から始めました。調査にあたり、業務に支障のないスクリーニングツールを作り、妥当性を確認しました。

オリジナルツールを用い入院患者の低栄養評価を行った結果を今回「日本医療マネジメント学会第6回埼玉支部学術集会」で「当院の入院患者における栄養評価」という演題でポスター発表を行いました。

リハ栄養って何?という質問やなぜオリジナルツールを使ったのかなど、様々な質問があり、興味を持っていただける方が増えた手応えを感じました。

リハ栄養はチームアプローチが欠かせない為、知識の共有や相互理解が不可欠です。リハ栄養チームは栄養を他人任せにせず、興味をもってもらう事から始めています。

リハ栄養チーム 2月活動報告

図12/22『第5回合同研究発表会』にてリハ栄養に関する研究発表を行いました。

タイトルは「当院回復期リハビリテーション病棟における、エネルギー充足率と体重の関係について」です。

平成28年8月~10月回復期病棟に入棟患者を対象に食事摂取量や運動量、上腕周径などを測定し、変化を調べました。

回復期病棟に入棟後は運動時間や運動量の増加に伴い、消費カロリーが増大する為、適切な栄養管理を行わないと体重減少を引き起こすリスクが高いことが分かりました。

様々な理由で摂取カロリーが増えない事がある為、運動負荷量の調整を行う必要があるようです。体重をモニタリングしながら、多職種で情報共有していく事を提案しました。