勉強会

理学療法士協会の新カリキュラムについて その2

理学療法士協会の登録理学療法士に関して、

今回は更新や登録理学療法士が実施することができる実施研修や領域別研修の役割について共有し、当院でどのような形で取り組むことが出来るか意見交換を行いました。

「痛み」の勉強会

リハビリに関われば誰でも必ず向き合うことになる、「痛み」。
この「痛み」についてより一層知見を深めてもらいたいと勉強会を企画したところ、予想以上にご好評を頂きました。
予定が合わなかった方からの要望もあり、アンコールも実施して計2回行いました。

今回はあくまで基礎知識のご紹介程度でしたが、参加者からは「痛みだけでもこんなに考えることがあるんですね」といった感想や、評価や治療についての続編を希望する声も頂きました。

「痛み」に関する介入は、セラピストの皆さんもよく悩むことを反映しているのだと思います。

続編についてはまだ何も決まっていませんが、思っていた以上に皆さんの反応を頂いたので鋭意検討中です。

今後も、「痛み」について真摯に取り組むセラピストが少しでも増えるよう、微力ながら活動していきたいと思います。picture_mobile_c9dbd12e72c5d2512bee93efebc70f51

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入谷式足底板基礎セミナー

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今回、入谷式足底板の基礎セミナーに参加致しました。

足底板チームで行っている勉強会のおかげか、内容をスムーズに理解することができました。また、勉強会に参加したことにより、基礎的な知識をより深めることができました。今後も足底板作製のため、知識を深め技術の向上を図っていければと思いました。

 

 

 

シーティング勉強会 第二回基礎研修

 第二回基礎研修 〜マット評価・座位評価を行いました。今回の勉強会ではマット・座位評価の方法から患者様の身体に合わせた車椅子の選定や調整時の目安となるように行いました。

 緊急事態中でもあり、なかなか実技練習とはいきませんが、日々の介入に役立てていきましょう。

2021年9月1日 ハンドアクティビティチーム勉強会

2021年9月1日ハンドアクティビティチーム勉強会は、上肢に問題はないが「ふとん」に「ふとんカバー」をうまくかけられない高次脳機能障害の患者に対してどのような介入が有効か?についてディスカッションしました。

はじめにニューヨーク大学ラスク研究所の神経心理ピラミッドモデルについて学び、次に構成障害、注意障害、記憶障害などの高次脳機能障害を有する患者に対して「ふとんとふとんカバーを用いた評価や治療」といった条件でディスカッションしていきました。ディスカッションでは、

①「ふとん」や「ふとんカバー」が広がっていない状況では目視で縦と横の長さが分かりにくいため、広げたふとんの上でふとんカバーをあてがい確認するといった、視覚の情報量を増やして反応を見ていくのはどうか。

➁ふとんの角の到達点を理解しているのかを確認するため、ふとんカバーの角に手を入れて角をつかめるか確認してみる、ふとんカバーの四隅にお手玉などを入れて反応をみるのはどうか。ふとんやふとんカバーの角に目印をつけて記憶や構成課題の難易度を下げてみてはどうか。

③枕、クッション、衣服、子供用のふとんなど操作する対象を変え、立体的な認識について確認してみるのはどうか。

④ふとんカバーかけは難易度が高く、悪戦苦闘する中で神経心理ピラミッドの最上段の気付きに繋げ、代償手段の開発や訓練のモチベーションアップに活かせるのでは。

⑤ふとんやふとんカバーをたたむなかで、対象物の質量中心や張りなどを知覚しさせ対象物の操作を自動化させることで、構成などの高次脳機能が発揮されやすくなるのではないか。

などの意見がありました。様々なセラピストの意見を聞くことで視野が広がり、治療のアイデアが増え、とてもいい勉強になりました。

MMSE.HDS-R勉強会

6/2、認知症のスクリーニング検査である、MMSE とHDS-R についての勉強会を実施しました。

日常的に業務で行っている検査ですが、講師が自分なりに工夫している「コツ」や、実際の実施時に配慮が必要な部分の指摘等、非常に臨床的な内容となりました。

細かい解釈の考え方を参加者でやりとりできたことも、いい機会になったと思います。

現状での問題点が明らかになった部分もあり、この点に関しては今後、認知症ケアチームとして取り組んでいくこととなりました。

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シーティングチーム活動報告2021.3 モルテン主催勉強会

 

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モルテンさんから病院・施設用車椅子、Wheelyの勉強会を行ってもらいました。シンプルなデザインであり、使用している素材により清掃がしやすいと思われます。患者様の姿勢に合わせることが可能ですが、座高の調整はできず、サイズのバリエーションも少ないため、特定の体格の患者様への使用が想定されるかと思います。勉強会の際に、シーティングチームで情報共有できるようにメンバーが集まり、操作方法を教えて頂きました。

チームの皆で、患者様に使用していきたいと思います。

第7回 動作分析勉強会 「トイレ」 

2020年12月19日に第7回動作分析勉強会を開催しました。

今回はトイレ動作についてディスカッションを行いました。

○円背の方のトイレ動作

・下方リーチで後方にバランスを崩す患者の場合、股関節、膝関節の屈曲、足関節背屈の可動域や能力の確認をする

・対称性の動作となるので、非対称性に動けるかの評価や訓練を行う

・脊柱に関らず、股関節の可動域の低下している可能性もあるので確認、治療する

・戦略の評価も行い環境調整に活かす

 

○片麻痺の方のトイレ動作

・発症からどの程度か、退院までどの程度かを勘案して動作訓練、環境調整、代償動作の獲得を考える

・まず非麻痺側下肢で立位をとれているかを評価する

・立ち上がり時上肢の引き込みが不可欠だったとしても車椅子をつける位置を調整し、麻痺側の連合反応が少ない位置を探す

・対側骨盤へのリーチではリーチに対して骨盤が逃げないよう股関節、体幹の評価・治療が重要

 

○立位で非麻痺側の骨盤が開いてしまう現象(股関節屈曲と反張膝)に対する治療

・お尻歩き

・背臥位で股関節・膝関節90°で左右の骨盤を交互に挙上

・腹臥位でカエルの脚のような運動

・背臥位で片脚ブリッジ

・ニーディング

・立位麻痺側スタンスで非麻痺側を低い段差にのせる

・立位で非麻痺側手を挙上、壁を触りながら体幹回旋

・四つ這いから横座り

・横座りで骨盤挙上

個々の介入手段やその目的なども共有することが出来た良い勉強会となりました。